活字と猫と、財布の穴と。

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モノグサーで詰めの甘い嫁カティが一念発起。帰りたくなる家をつくる!…そのために考え出した答えは…「当たり前のことを当たり前にできるようになること」でした。の、記録。

断捨離とフリマアプリは同時進行出来る?…結論と、1ヶ月の売上発表!【メルカリ断捨離テスト⑥】

断捨離とフリマアプリは同時進行出来るのか…

この1ヶ月間。これまで出てきた不要品の中からごく一部を厳選して、フリマアプリ「メルカリ」で売りつくしてみました。

今回は「お金儲け」ではなく「売りつくす」ことを重視していたので、全体的なスピードも早く、1日に取り扱う量もそれなりでした。

ゆっくりのんびりやっていく分にはまた少し事情が違っていくのかもしれません。

 

「不要品は売れば良い。断捨離にもなるし、お金にもなるし一石二鳥」

「数年置きっぱなしにしてるような人がそんな細かいことできるわけない」

「売ろうって考えてるといつまで経っても片付かないよ」

実際どうなのでしょう。断捨離は勢いを増すのか、停滞してしまうのか…

 

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なにごともバランスが大切です。

 

同時進行はできるのかどうか…結論から言うと

条件付きで可能。「条件付き」という部分を強調したいと思います。

無条件に、断捨離とメルカリは同時進行出来る!!とは言えません。

あくまでも「条件付き」

 

ただ、デメリットだけではなく、もちろんメリットもあります。

なので、絶対ダメ!!とも言い切れない部分があります。

たぶんポイントは「タイミング

  

日常に「メルカリ」が入るってどんな感じ?

一言で言うと「時間喰い」です。

片付けどころじゃない(°Д°)

ひとつひとつの作業はそんなに大変ではないので、上手に日常の隙間・合間でなんとか出来ると思います。

が。フルタイムで働きつつ、育児も家事も…という場合は、少なくとも「断捨離との同時進行」は厳しいものがあるのではないかと。

 

実際の作業時間ももちろんですが

購入されてないか、どれくらいの人が見てくれてるのか、コメント来てないか…

それを常に気にしているだけでも集中力がかなり阻害され、慣れないうちは特に、意識が「メルカリ」ばかりに行ってしまいます。

また、郵便局やコンビニ、ヤマト運輸の営業所などに持ち込む時間も必要となります。

「月水金のみしか発送しません」「週末しか発送しません」

そのように日にちを決めていらっしゃる方も多く見受けられるように

自分の時間の使い方を上手に整理して、枠を決めていかなければ「メルカリしかやってない…」ということになりそうです。

 

断捨離との相性は?

物事の順序、道筋。

購入して、家の中に入れて、使い切って、ゴミ袋に詰めて、ゴミの日に出す(家から出す)まで。

 

不要品を「お金になるかも」という目で見ていると、間違いなく出口部分が渋滞・停滞します。

仮にその日のうちに出品商品全てが売れたとしても、発送作業で一時的に断捨離どころではなくなります。

 

焦点をどこに置くかで、全く別の結果になると思いますが。

「断捨離」に焦点をあてるのなら、余計なことを考えずにゴミ袋直行。ひたすら断捨離のみを進めていく方が、当初の目的(物を減らす・きれいな部屋・暮らしやすく…etc)は達成出来ます。

「メルカリ(お小遣い稼ぎ等)」に焦点を当てるのなら、商売で言う「仕入れ作業」が断捨離で出てきた不要品ということになるので、ある意味ひとつの流れとしては良いのかもしれません。ただ、もうこれは断捨離とは別物になりそうな感じ。

 

デメリットは

  • 断捨離する暇がなくなる、時間喰い
  • 不要品の保管場所が必要
  • 「商品」の管理と手入れが必要
  • 手放すタイミングを自分で決められない(見通しが立たない)
  • 要不要の判断基準が、売れるかどうかになる。ブレてくる
  • 「売れるかも」の気持ちで逆に手放せなくなる
  • 集中力が途切れる、断捨離の習慣化も崩れていく
  • 買物の失敗の受け止め方があやふやになるので、きっと無駄な物を買って→溜め込んで…をこれからも繰り返す

こんなところ。

より良く同時進行をしたいのなら

ふたりでやると少しはいいのかもしれません。

ひとりはひたすら断捨離。ひとりはひたすら出品・発送作業…のように。

それくらい全く別のタスクと時間軸で動いてます。

 

逆に、メリットは?

デメリットと紙一重ですが

「売れるかも?」と思うと簡単に手放せる物があったのも事実。邪念たっぷりです。

 

明らかな不用品に関しては、メルカリをしてようがしてまいがそんなに大きな変化はありませんでしたが

「使ってないから本当は手放してもいいんだよな…でも……」レベルの、過去大切にしていたもの、これから大切にしていきたかったもの

などについては、ひとつ踏み込んで背中を押してくれるきっかけになることもありました。

一度現金に戻して、また必要になった時に買い直そう。といったイメージ。

実際は足しにもならないような微々たる額だったり、買い直すことなかったりするのかもしれませんが。それでも。気分的に。

 

それから何といってもお金の面。

手間や時間と天秤にかける必要はありますが。

確かに今人が一番集まっているであろうメルカリ。

余計な手間もやり取りもなく、なんとなく良さそうなものを買えてしまう手軽さ。

だからこそだと思いますが、お小遣い稼ぎ…にしては無視出来ない金額が動きました。

詳しくは後述します。

 

で。「同時進行は条件付きで可能?」の「条件」とは

物を売るタイミングがあるということ。

 

断捨離を初めたばかりの時は、本当にオススメしません。

お部屋がカオスな時に「売れるかも」とか「もったいない」とか考えちゃダメ。

 

確かにこの1ヶ月間で何度か考えたコトがありました。断捨離の最初からこうやって売っていたら本当にすごい額になったんじゃないだろうか…アレもコレも間違いなく売れたよね、と。

思います。わかります。

でも!!!

たぶん絶対ダメ。本末転倒になった挙げ句に、断捨離失敗する姿が容易に想像出来ます。

 

私もこの数ヶ月間、抜き出しMAPと称して何度も何度も同じ場所を繰り返し断捨離していきました。

だから自信を持って言えます。最初から売ることを考えていたら、繰り返すどころか1巡することもできなかったんじゃないかと…。

 

そもそも、捨ててスペースを空けないと、保管スペースもつくれません。

大事な「商品」を埃の中に置いていても、いざ売ろうと思った時にシミや汚れ、埃のせいで良い値段はつきません。

 

断捨離の最初の一歩は、そこまで悩むこともないような「明らかな不要品」だったはず。

そこは捨てましょう。買物の失敗として受け止めましょう。

「売る為に買う」癖をつけないようにしましょう。

 

何度も繰り返していくと、前回「必要」と思って取っていた物が、ふと手放せるようになる瞬間が来ます。

それを更に何度も何度も繰り返して、最後の方。何度も「必要」と残っていたもの。

もし売るなら、存在感を忘れて埃をかぶって無造作に積み上げられていた物よりも

「使うかも?使いたいと思ってるし」それくらいの気持ちがある物を売る方が、次の持ち主の為にもなる気がします。

おそらく商品のコンディションも良いと思います。

そこまで断捨離が進んでくると、保管スペースも少しだけ空いて、時間の使い方も少し整理されてくるのではないでしょうか。

 

「メルカリと断捨離は同時進行出来るのか」結論

「売る行為」は「断捨離が終わった後」!!

何でもかんでも売ろうと考えず、自分が自信をもってプレゼン出来る商品を絞ること。

 

売る段階に達したとしても、忘れちゃいけないのが

これもある意味お片付けと同じで「枠」が必要です。

というか、リバウンドしやすい体質だということを忘れないように。普通の人以上に「枠」を意識しましょう。

  • 保管スペースの枠
  • 出品期間の枠
  • 出品する物の枠

この「枠」を超えたら、潔く出品を取り消して自分の手でさよならしましょう。

 

それでも「売れるかもしれないし…」と思ってしまう人へ

1ヶ月100点を超える物を売ってきて、売れる流れや傾向を見てきました。

当たり前ですが、安い物は売れやすく、高い物は売れるまでに時間と手間がかかります。

ブランド品や流行品のように名前の検索でヒットするような物は、タイミング良くそれを探している人が現われれば売れる可能性も高くなります。

 

…まず、この金額を頭に入れましょう。

日本の最低賃金 全国平均は2017年現在、848円です。

「安く売れば良い」「セット売りすれば売れるんじゃない?」

メルカリでは販売手数料という悪名高きものが存在していて

販売価格の10%が無条件で差し引かれます。

また、ほとんどの商品の送料が「出品者負担」なので、送料も販売価格から差し引かれます。(購入者の時はあまり意識していないかもしれませんが)

 

■ 例えば本の場合

一番安いゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット)で発送すると仮定してもこんな感じ。

販売価格 手数料 送料 利益
300 30 175 95
500 50 175 275
1000 100 175 725

一番売れる価格帯「300円」の本は、1冊売っても95円程度の利益しかありません。

 

最低賃金 全国平均は、848円。

最低賃金程度の売り上げを出すためには

作業時間(やり取り、梱包、発送まで)を1時間に抑えつつ、9冊売り切って初めて最低賃金に到達します。

 

雑貨などの小包範囲の物だと

販売価格 手数料 送料 利益
1000 100 600 300
2000 200 900 900
2000 200 1500 300
2500 250 1500 750

もちろん送料(梱包サイズ)で大きく変わってきますが

最小60サイズの大きさでも、1000円で売ってやっと利益は300円。

最大サイズの物になると、2500円で売っても利益750円。

 

たとえばボールペンを100本まとめ売りするとして

1000円で売っても利益は300円。労力と時間を考えたとき、対価は釣り合っていますか。

そして同時に。1000円、2000円出して、汚部屋に転がっていたボールペン100本を買いたいと思いますか。

 

チリツモかもしれませんが

断捨離を中断してまでやるものなのか

労力に見合う対価かどうかも考えていかなければなりません。

…どうせやるならきれいな広い部屋でやりたいですね。

 

お部屋がきれいになったら…カティ的メルカリの穴

売れるかどうかは別として(笑)

強いて言うなら…割とDVDはリターンが大きいように思います。

販売価格 手数料 送料 利益
1500 150 175 1175
1700 170 175 1355
2000 200 175 1625

小さい・薄い・軽い

ゆうゆうメルカリ便(ゆうパケット:175円)で発送が出来ます。

もちろん商品によりますが、比較的高値でやり取りされている物も多いようです。

DVDコレクションが眠っているのなら「断捨離後に」試してみる価値はあるかもしれません。

 

ちなみに本のカテゴリーで意外と反響が大きかった物としては

料理本や家事本も一定の反響がありました。安ければ売れます。が、高くても500-700円くらいと考えると利益率はDVDには到底叶いません。

また本に関しては「売る時期」が大きい気がします。

ブーム真っ只中の本なら多少高くても売れます。ただし、昔ブームになった本は市場に同じ本が溢れているのでどんなにきれいでも最低金額になることが多いです。

流行と関係のない本は比較的高値でやり取りされます。が、売れるまで少し時間がかかります。

 

また、私は持っていないので実際のところはわかりませんが

アイドルの生写真とか、カードとか。

小さくて薄くて軽い、普通郵便でやり取り出来る物も強そうだなと思いました。

販売価格 手数料 送料 利益
300 30 82 188
500 50 82 368
1000 100 82 818

 

小さいのに重さと厚みがある物が一番大変。利益の谷間です。

軽ければ辛うじて定形外で送れますが

重さがある物は、3cmを超えるとゆうパック扱いになってしまいます。

175円の送料がいきなり600円になります。結構これは厄介です。

(イレギュラーで宅急便コンパクトを使った場合は別)

  

そしてついに、この1ヶ月間の結果発表

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もう一度確認しますが、ほぼ最低価格の売り切りでした(°Д°)

にもかかわらず、一ヶ月の利益:57,978円…!

ゆうパケットエラーがなければ58,000円超え。

最低価格ではなく、適正価格で時間をかけてゆっくり売れば、もしかしたら……と思いますが、あまり余計なことは考えないようにしましょう。

高ければこんなに売れなかったと思います。

 

…ちょっとしたパートのお給料くらいの額です。

時給900円で1日4時間×週4日(16日)働いて=57,600円

…(*°-°)うひゃー

分析も大事

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手数料と送料が天引きされなければ、86,388円(°Д°)

うん。まぁどうしたって天引きされるんですけどねw

 

たぶん大事なのは、販売価格(メルカリで出品時に設定する金額)と送料の兼ね合いかな。

もちろんその物によって違いはありますが

機械類のコスパ?はなかなか良い感じだと思います。

…1万円以上する物を2000円とかで売っていたので(´・ω・`)本当はもっと価格は上がると思います。出品と同時に売れてしまうくらい激安価格でした(ちょっと反省w)

機械類、平均価格だけを並べてみると

3800円で出品して平均送料が350円。小さなものが多かったとはいえリターンが大きいです。

DVDやコスメ類もなかなか奮闘。

 

本はカウルを使って簡単出品出来ますが

裏を返せば全員適正価格を知っているということになります。

新品500円で売ってる本を450円で売ってもなかなか買い手はつきません。

 

ただ、ノーブランドの雑貨や衣類などはなかなか調べようがないので

500円で買ったモノを1500円で出品しても、購入者がその金額を適正価格だと感じれば売れます。

その辺がすごいなと思って傍観していました。

 

これは自分が購入者の時に気をつけなければならないことですね。

自分が納得出来れば何も問題ないです…。

 

例えばコレ。「美的」という雑紙。最新11月号には、バッグとお試しコスメの付録がついているそうです。

定価は690円

美的(BITEKI) 2017年 11 月号 [雑誌]

美的(BITEKI) 2017年 11 月号 [雑誌]

 

メルカリ検索ポチー。

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まぁね。送料や手数料を考えると「儲け」は出ないと思いますが…それでも。

何とも複雑なものです。

 

ちなみに計算してみます。

別々な人に売れると仮定して。

実際の重さが分からないので完全な想像ですが…

定形外でいけたらラッキーです。

  販売価格 手数料 送料 利益
雑紙 340 34 175 131
ポーチ 400 40 120 240
クリーム 400 40 120 240
合計 1140 114 415 611

あ、すごい。来月分の雑紙買えるな…

 

消費者の立場なら

買えなかった雑紙を安価で買えるのは嬉しいこと

雑紙は読まない。ポーチだけ欲しい、という時にもきっと便利。

ただ、売ってるから全部ココで買おう!と思うのはちょっとアカン。

 

売る側なら

…実際私も実感しました。

雑紙はそんなに売れません。たとえ付録付きでも同様。

出品数が多すぎるし、閲覧数も伸びません。

それよりは「付録だけ」単体で売った方がちょっと高値がついて、割と売れる不思議…

 

色々と、自分が賢くならなければと、つくづく思った1ヶ月間でした。

 

脱線もしましたが、今回の実験結果は

売るなら断捨離終わらせてから

習慣化の世界で良く言います。

人間、一度に集中出来ること、習慣が身に付く数はひとつずつ。シングルタスクです(-ω-)

 

まずは片付けしましょう。

長々お付き合いいただき誠にありがとうございました<(_ _)>